今年上期の国内新車販売が2年ぶりに前年同期を上回った。新型コロナウイルスの感染拡大とそれによる生産活動の縮小、限られた電子部品の取り合いによる生産の遅れなど、さまざまな負の要因に振り回された状態からはだいぶ好転したようだ。新車の供給改善が進んだおかげで長納期もかなり解消されてきた。だが、回復に水を差すつもりはないが足元の受注は確実に勢いを失ってい…