ホンダは7日、ソフトウエア開発のSCSKとSDV(ソフトウエア・デファインド・ビークル)や車載OS(基本ソフト)開発などでの協業を拡大すると発表した。SCSKのホンダ向けITエンジニアを2030年までに1千人に増員するとともに、共同開発オフィスの設置なども検討し、開発を加速する。

 SCSKと基本合意書を締結した。ホンダのシステム制御技術や安全制御技術とSCSKのITを組み合わせ、次世代電子プラットフォームや電動パワートレイン、自動運転、インフォテインメントシステムなどのソフトを開発する。

 ホンダは協業先も含めたITエンジニアを今の約5千人から30年には約1万人へと倍増させる計画。SCSKとの協業でソフト開発力も高める。