日本損害保険協会の新納啓介会長(あいおいニッセイ同和損害保険社長)の会見が6月30日にあった。損保大手4社による東急グループ向け保険でカルテル行為(不法な取引制限)が発覚したばかりだ。質疑応答は次の通り。―カルテル行為は、大手4社の寡占の影響が背景にあるのでは「4社で9割のシェアという報道があるのは承知している。ただ会員は29社ある。4社以外にも…