日本自動車工業会(自工会、豊田章男会長)は30日、「ジャパンモビリティショー2023」(10月26日~11月5日、東京ビッグサイト=東京都江東区)で実施するスタートアップ発掘・育成プログラムの募集要項を発表した。ピッチイベントとブース出展の2つで構成する。応募期間は7月29日まで。

 ピッチイベントでは、モビリティと各社のビジネスをかけ合わせた事業を提案してもらう。カテゴリーは、暮らしなどの「ライフ」、エンターテインメントやスポーツなどの「エキサイトメント」、ラストワンマイルや防災などの「インフラストラクチャー」の3つ。書面審査と面談審査を経て予選を実施する。計15社を選定し、モビリティショーで決勝を行う。決勝進出企業やグランプリ企業には賞金の授与、大手企業などとのマッチング機会などを特典として付与する。