三菱自動車とヤマダデンキは29日、7月4日から神奈川県と埼玉県のヤマダデンキ5店舗で三菱自の電気自動車(EV)を発売すると発表した。両社は2010年にEVの販売で提携したが、台数は伸びず、本格販売には至らなかった。まずはEVの需要が高まる法人向けに提案し、将来的には個人にもターゲットを広げる。

 「ミニキャブ・ミーブ」と「eKクロスEV」を東日本三菱がヤマダに卸す。アフターサービスはヤマダと提携している日本自動車車体補修協会のネットワークを活用する。ヤマダは5店舗で販売開始した後、11店舗にまで店舗数を増やす予定。