各社がEV部品への参入を目指すが、採用へのハードルは高い(日本ピストンリングのモーター)

5月に横浜で開かれた自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2023横浜」。創業95年になるマフラー大手の三五は今回、主力製品である排気系部品の出展を見送った。代わりに並んだのは熱マネジメント技術を生かした電池パックや鍛造技術を生かした長尺モーターシャフトだ。山田高志執行役員は「前回は『EV(電気自動車)化が進むとは言っても、排気系もまだ残ります…