中国汽車工業協会(CAAM)による5月の中国の新車販売台数は、前年同月比27.9%増の238万2千台となり、4カ月連続で増加した。主に前年が主要都市のロックダウン(都市封鎖)により低水準だった反動だ。4月に比べ増加率は下がったが、回復傾向が続いている。

 電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)などの新エネルギー車(NEV)は71万7千台(同60.2%増)で、4カ月連続プラスとなった。車種別では、乗用車が205万1千台(同26.4%増)、商用車が33万台(同38.2%増)で、いずれも4カ月連続で増えた。

 1~5月の累計は1061万7千台(前年同期比11.1%増)だった。