コモンレールインジェクター洗浄システムを取り扱うアイ・アール・エス(IRS)は、2050年のカーボンニュートラルに向けて、自動車整備に関わる多くの事業者が利用可能な提案を行う。

 昨今のコモンレール式ディーゼルエンジンを搭載している商用車では、排気ガス浄化装置であるDPFの保守・メンテナンスが自動車アフターマーケットのひとつの課題となっている。その保守・メンテナンスに最も関係深いのが、IRSが提供するインジェクター洗浄だ。

 ブースでは、22年にモデルチェンジしたディーゼルインジェクターを洗浄・検査可能な新型・洗浄システム(CRICS)や、ディーゼルエンジンをエンジンECUレスで駆動・試験可能なECSを展示する。

 合わせてブース内展示では、IRSが考えるカーボンニュートラルに向けての取り組みや、持続可能な社会の実現に向けてIRSが目指す目標の紹介や、今後、自動車業界に大きな変化をもたらすCASEという概念から、特に商用車に求められる予防整備に向けての新たな提案をパネルにて展示する。