ニデックの大村隆司常務執行役員(左)とルネサスのヴィヴェック・バーン執行役員

ニデック(旧日本電産)とルネサスエレクトロニクスは、電気自動車(EV)向け「eアクスル」に搭載する半導体の設計で協業することで合意した。2024年以降の実用化を想定する。航続距離などの性能を大きく左右するeアクスルは車載電池に次ぐ基幹部品だが、新規参入を含め競争が激化している。とくにEVの普及が加速する中国や欧州では早くも次世代型に進化中だ。出遅…