日本自動車車体整備協同組合連合会(日車協連、小倉龍一会長)が材料代の請求の適正化に力を入れるのは、実際の原価と請求額の乖離(かいり)が広がっているためだ。本来は原価に利益を乗せた請求額を提示するのが理想だが、逆に原価を下回るケースも珍しくないという。適正な利益を維持できなければ設備投資や人材確保に手が回らなくなり、事業継続に黄信号が灯る。日車協連…