日野自動車とトヨタ自動車、いすゞ自動車は30日、エンジン認証不正問題で、燃費性能に問題があった車両の自動車検査証(車検証)を差し替えると発表した。対象車種は、日野「プロフィア」や「セレガ」、いすゞ「ガーラ」、トヨタ「リエッセⅡ」「コースター」など合わせて7万7608台。6月6日をめどにサービスキャンペーンの案内を発送する。自動車重量税額が変わる車型もあり、旧重量税との差額を補償する。

 排ガス規制識別記号の変更に伴って生じる重量税の差額は事業用車で1トン当たり100円、自家用車で1トン当たり1600円。補償の案内は9月ごろまでに実施する。