「人とくるまのテクノロジー展2023横浜」(自動車技術会主催)が24日、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開幕した。同日から3日間にわたり、自動車の最新技術に関わる展示や講演が行われる。完成車や部品、計測器など499社が出展し、約4万人の来場者を見込む。

 自動車技術会の大津啓司会長は開会にあたり「カーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)という地球規模の課題を解決するには『共創と循環』がカギになる」とし、業界を超えた技術者の交流の場である同展示会の役割を改めて強調した。

 主催者企画では、資源循環や自動車に用いるレアメタル(希少金属)の供給リスクなどをテーマとした講演を行うほか、完成車メーカーの技術者による新車開発講演なども予定する。会期は26日まで。

 オンライン展示会も6月7日まで開催する。