ダイハツ工業は22日、軽商用車「ハイゼットカーゴ」と「ハイゼットトラック」「アトレー」の価格改定時期を年末に延期すると発表した。当初、7月生産分から値上げする予定としていたが、仕入れ先からの部品供給不足により注文台数を7月までにすべて生産することが難しいため。

 年末に予定している一部改良に合わせて価格改定する。値上げ幅は前回の発表内容と変わらず、車種や仕様に応じて5万5千~8万8千円(消費税込み)となる見込み。

 ハイゼットシリーズやアトレーなどを生産するダイハツ九州(日野克浩社長、大分県中津市)の大分第1工場(大分県中津市)は、部品の供給不足で5月15~26日までで計10日間、終日稼働停止としている。