トヨタ自動車は18日、レクサスブランドの高級ミニバン「LM」の新型車を秋頃に日本で発売すると発表した。LMは2020年から中国などのアジア地域で販売されているが、日本市場には未導入だった。レクサスインターナショナルの渡辺剛プレジデントは「これまでのMPV(多目的車)とは一線を画す走りを実現した」と第20回「上海モーターショー」で語った。

 新型LMは、全長5125×全幅1890×全高1955ミリメートルと従来より車体を大きくし、3列シートの6/7人乗り仕様に加え、4人乗り仕様を設定した。4人乗り仕様では、前後席の間にパーティションを設けたほか、48インチのワイドディスプレーも搭載している。

 パワートレインは、2.4リットル直列4気筒ターボハイブリッド、2.5リットル直列4気筒ハイブリッドの2種類。日本向けにはまず、4人乗り仕様の2.4リットル直列4気筒ターボハイブリッド車から導入する予定だ。