日産自動車は29日、踏み間違いによる急なアクセル操作を検知して加速を抑制する「後付け加速抑制アシスト」を発売した。既に販売した電気自動車(EV)や「eパワー」車への装着が可能だ。先代「ノート」(E12)eパワーを皮切りに対象車種を増やしていく。

 障害物の有無に関係なく、時速およそ30キロメートル以下で、アクセルペダルの踏みすぎや急な操作を車両が検知し、加速を抑制する。ブザー音やメータパネル内の表示灯によって運転者に注意喚起し、ブレーキ操作を促す。価格は取り付け費用を含めて7400円(消費税込み)。

 同様の装置は、トヨタ自動車やホンダ、マツダなども販売している。