あいおいニッセイ同和損害保険は、東京農工大学(千葉一裕学長)と同社が保有する交通事故のデータを活用した共同研究を開始したと発表した。事故時の走行データやドライブレコーダーの動画などの検証や分析をともに進め、事故防止や先進運転支援システム(ADAS)開発の支援などに役立てる。

 両者は地方創生・地域課題の解決に向け、産学官の連携による人材交流・育成も含めた連携協定を締結した。東京農工大学の小金井キャンパス(東京都小金井市)で開いた協定締結式では、同社の新納啓介社長と千葉学長が協定書に調印した。