スズキは22日、法人客向け車両管理サービス「スズキフリート」の提供を開始したと発表した。車やドライバーの管理のほか、日報も自動作成できる。電気自動車(EV)の導入支援や安全運転の啓発、稼働状況に応じたコスト削減策の提案といった走行データの分析サービスも提供する。スズキ車以外も利用可能となっている。同社では当面、500社への導入を目指す。

 スマートドライブが提供している「スマートドライブフリート」をスズキの法人客向けに販売する。シガーソケットに装着した専用の通信端末で走行情報を収集していく。現状はスマートドライブと同様の機能となっているが、導入企業からのフィードバックを基に今後、スズキ独自のサービス提供も検討する考えだ。

 導入時の費用は初期設定費用の3万3千円と通信端末費用の3万8500円。導入後は1台につき月額2750円(消費税込み)の利用料が発生する。