マグナの「スマートアクセス」
マグナは、同社の「スマートアクセス」電動ドアシステムがフェラーリの「プロサングエ」に採用されたと発表した。モーションコントロールソフトウエア「ハプトロニック」により坂道での駐車などを検知し、ドアの開閉力を調整する。
スマートアクセスシステムは、ドア駆動装置とアクチュエーター付のスマートラッチ(留め具)、ソフトウエアで構成される。ドアの感触をカスタマイズしたり、手の動きを検知してのドア開閉、車両周辺の障害物を検知し開閉をコントロールする機能などを提供できるという。今度もアジアや北米の複数の自動車メーカーへの搭載を予定している。
同社は「機械工学の専門知識と高度なソフトウエアを組み合わせ、従来の車両アクセスを再考する」としている。