日本自動車研究所(JARI、鎌田実所長)は17日、4月3~6日の4日間、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開催される「第27回ESV(自動車の安全性向上)2023国際会議」のプログラムを発表した。3日の開会式では、ESV米国政府表彰授与式のほか、自動車安全政策の状況に関する各国政府の発表などが行われる。

 ESV国際会議は1971年、NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)の提案で開催されたのを初めとし、隔年で各国で開かれている。日本での開催は2003年以来20年ぶり4回目となる。

 今回は、子どもや高齢者など交通弱者保護の安全技術や自動運転、人工知能の先進技術などについて発表や議論が行われるほか、国土交通省や自動車メーカーなどによる展示やデモが予定されている。

 登録申し込みは4月1日まで。公式ホームページのURLは次の通り。

https://www.27esv.org/