機械・金属の中小部品メーカーなどの労働組合で組織するJAM(安河内賢弘会長)は15日、2023年春闘での賃金改善分(ベースアップ=ベア)の平均回答額(14日時点)が、過去最高の5491円だったと発表した。これまでの最高額(14年の2331円)の2倍以上だ。歴史的な物価高を背景に、大企業の賃上げの波が中小にも波及しつつある。一方で安河内会長は「これ…