厚生労働省が発表した2022年の人口動態統計の速報値で年間出生数が79万9728人となり、初めて80万人を割った。前年から4万3千人以上減り、1899年の統計開始以来、過去最少◆政府は「異次元の少子化対策」を声高に言い始めたが、少子化はさらに深刻化している。婚姻数も20、21年と戦後最少を更新しており、これが22年の出生数に影響したとみられる◆さ…