(写真12-0)北ドイツの旧東独側で18世紀後半に建てられたお城「シュリッツ」。ラーベス男爵により居住区域が建設され、その後拡張した。ナポレオン戦争、第一次大戦などを機に城主がたびたび変わった。さらに第2次大戦中は臨時軍事病院となり、戦後は東側に接収され小学校、その後養老院へと変遷した。東西ドイツ統合後は州政府が所有し一般に売却。現在は個人のオーナー夫妻が「高級お城ホテル」として経営する。 ベルリンから北へ約100㌔㍍の森の中にたたずむ。2008年にバルト海沿いのハイリゲンダムで開催された先進7カ国首脳会議(G7)の「レディース・プログラム」では、奥様方(メルケル首相はご主人のザウアー教授が参加)のランチの場所になったお城だ。日本からは故安倍晋三首相の昭恵夫人が参加。1泊230~350 ユーロ (朝食付)ほどの料金(ホテルのプレスフォト)

Ⅷ.2022年から2023年への続編 1.ご褒美2022年の各社の決算発表はまだない(通常3月に入ってからの公表)が、早々と2社が従業員にごほうびを提示した。日本流に言うと「お年玉」でしょうか。①フォルクスワーゲン(VW)は保有するポルシェAGの株式25%のIPO(新規上場、2022年12月)に当たり、VW株主(個人の多くは63万人のVW従業員)…