「現場が大事で、行き詰まると現場でヒントを得てきた。答えは常にマーケット、開発、生産の現場にある」─。営業出身の社長が続いてきたスバルで、12年ぶりの技術系出身のトップとなるが、労働組合の専従役員という異色の経歴も持つ。「30歳代で経営のトップと経営課題について議論するという貴重な経験ができた。経営の考え方が理解できて、その経験は今も生きている」…