2014年に当時の安倍晋三首相が「女性が輝く社会」を成長戦略の目玉に据えてから約10年になる。その翌年には女性活躍推進法が成立し、自動車メーカーも管理職への女性登用や女性の新規採用拡大を進めてきた。一方、各国の男女格差の状況を示す「ジェンダーギャップ指数」の国別順位は当時よりも低下しており、職業観や働きやすい環境整備への課題はまだまだ残る。自動車…