1台1台の使用済み車をいかに有効活用できるかがリサイクル事業者の経営を左右する

国内における使用済み自動車の発生台数が1月、20万台割れしたことで、リサイクル事業者に衝撃を与えている。自動車リサイクル促進センター(JARC、細田衛士理事長)の調査によると、同月は前年同月比約8・4%減の約18万5千台にとどまった。20万台を下回るのはJARCが月別統計を開始した2006年以来、すべての月を通じて初めて。ここ数年、新車供給の遅延…