「自動運転が当たり前になったら、クルマに乗るのやめるわ」-。1週間前、あるビルの中を歩いていると、筆者の数㍍先で50歳前後と思われる男性がつぶやいた。その瞬間、筆者はあまりの衝撃に身体が硬直してしまい、しばらく動けなくなった。話の意味はおそらくこうだ。その男性はドライブ好きで、自動運転が普及すれば運転の楽しさを味わえなくなるということだろう。筆者…