住友ゴム工業は7日、国内市販用タイヤ等の出荷価格について、4月以降、最大8%値上げすると発表した。同社は原材料価格の高騰や、生産供給にかかるエネルギー価格などの高止まりを理由としている。

 夏用タイヤやチューブなど関連商品は4月1日から、冬用タイヤは7月1日からそれぞれ値上げに踏み切る。同社は2022年9月にも値上げを実施しているが、生産にかかる費用について、「生産性向上やコスト削減などの企業努力だけで吸収することは困難」としている。