日産自動車は2日、2年前にバーチャル公開したコンセプトカー「マックスアウト」の実車を初公開した。電気自動車(EV)の2シーターオープンカーで、全固体電池を搭載し、未来感のあるデザインに仕立てた。4日からグローバル本社(横浜市西区)で開く「ニッサンフューチャーズ」で披露する。

 マックスアウトは、2021年11月に発表した長期ビジョン「ニッサンアンビション2030」でバーチャル公開していた。「車との一体感」を基本コンセプトにした開放感や、ダイナミックな運転体験を予感させるデザインが特徴だ。

 ニッサンフューチャーズは、日産が考える持続可能なモビリティと革新的なデザインの未来を体感できるイベントとして3月1日まで開く。