電動二輪用バッテリーのシェアリング事業を手がけるGachaco(ガチャコ、渡辺一成代表取締役CEO、東京都港区)とウーバーイーツジャパン(東京都港区)は2日、電気バイク(EVバイク)の導入実証で協業を始めた。
ホンダのEVバイク「ジャイロキャノピーe:」を用いる。世田谷区や港区、品川区など、東京都の城南エリアをテリトリーとするウーバーの配達パートナー10人が協業に参加する。
配達パートナーは、個人配達員向けの二輪サブスクリプション(定額利用)サービスを手がける「ホンダモビリティソリューションズ」と契約し、EVバイクを使う。月額レンタル料は1円。3月末まで実施し、終了後は走行データやバッテリーの交換履歴などを分析し、EVバイクの有用性などを検証する。
ガチャコの充電ステーションは現在、8拠点(都内7拠点、大阪1拠点)だが、2024年3月までに都内で70拠点を整備する計画だ。
同日、ENEOSマルチモビリティステーション(東京都世田谷区)で式典を行った。ウーバージャパンの安承俊事業開発本部長は「実証実験を通じて、EVバイクの有用性を確認していく」と話した。