スズキは1日、新車のサブスクリプション(定額利用)サービス「スズキ定額マイカー7」を始めたと発表した。車両代金や登録諸費用、車検時を含む点検費用、オイル交換、各種の税金、自動車保険などを7年間分まとめた上で定額料金で利用できる。5年(60カ月)経過以降は、中途解約金免除でスズキの新車に代替できる特約がつく。

 対象は、軽自動車「スペーシア」「ハスラー」「ワゴンRスマイル」「ラパン」、登録車「ソリオ」の合わせて5車種。申し込み時の年齢が75歳までの個人ユーザーが利用できる。

 スズキは、中古車のサブスクサービス「スズキ定額マイカー」を2022年1月に始めている。新車で個人リースが増えるなど利用形態が多様化する中、新車にもサブスクサービスを用意して幅広い顧客ニーズに対応する。

 国内自動車メーカーでは、トヨタ自動車と日産自動車、ホンダ、三菱自動車がすでに新車のサブスクサービスを手がけている。