「冷(ひ)ゆることの至りて甚(はなは)だしきときなれば也」。江戸時代の「こよみ便覧」は、この季節についてこう表現している。今の若者ならさしずめ「チョー寒すぎぃ」的な感覚だろうか◆二十四節気でいう一年は、立春から始まり大寒で終わる。今年も先週の金曜日、1月20日から大寒に突入した。ただでさえ厳冬とされるこの冬、どうりで寒いはずである◆私事で恐縮だが…