注目される3社連合の行方(写真は22年1月の3社共同会見)

2023年度に事業構造改革の最終年度を迎える日産自動車。半導体不足による生産調整は依然として悩みの種だが、過剰生産能力の削減や新型車の積極投入で赤字が続いていた自動車事業(金融事業を除く)の通期黒字化にめどがつきつつある。一方、関心が集まるのはルノーとの協議の行方だ。長年の課題だったいびつな資本関係が解消されるのか、重要な局面にさしかかる。日産の…