スズキは10日、カナダで電動駆動部品を開発するスタートアップ企業のインモーティブと共同開発契約を締結したと発表した。同社とは、電気自動車(EV)向けの2段変速機を開発する。

 インモーティブは2010年の設立で「インギア」と呼ぶ独自の2段変速機を手がけている。同社によると、シングルスピードの通常の減速機をインギアに置換することでエネルギー効率を改善し、EVの航続距離を最大15%向上できるという。

 両社は今後、スズキのEV向けに2段変速機の適合開発を進める。