【米ラスベガス=水町友洋】世界最大の家電・IT技術の見本市「CES2023」が5日(現地時間)、米ラスベガスで開幕した。日本の自動車メーカーは出展しないものの、4日に行われた報道関係者向け公開日ではソニーグループとホンダの共同出資会社「ソニー・ホンダモビリティ」が新型の電気自動車(EV)ブランド「アフィーラ」を初公開し、国内外から多くの報道陣が集まった。

 CESは、ラスベガスコンベンションセンター(LVCC)と周辺のホテルで行われている。会場ではロバート・ボッシュやコンチネンタル、ヴァレオなどメガサプライヤーのほか、日本企業ではパナソニックやトヨタ紡織、AGC、カーメイトなどが出展。車両電動化や自動運転の進展、モビリティ社会の実現に寄与する最新技術や新製品などを紹介している。

 会期は8日まで。