受注は依然として好調だが…

2023年の国内新車市場は5年ぶりに前年実績を上回りそうだ。新車の供給力が22年後半から回復基調にあり、納期にも一部で短縮傾向がみられる。受注は依然として好調で、供給力の回復に伴い登録・届け出台数が増える。一方で、物価やエネルギー価格の上昇による消費者心理の悪化や、中国の「ゼロコロナ政策」の緩和による感染再拡大の可能性がリスク要因になりそうだ。こ…