中央自動車工業は、2022年に倍増したブースコマ数をさらに拡大する。23年はブース数を12コマとし前年の1.5倍の規模で、同社の取り組み姿勢をあらゆる角度から表現していく。昨年発売した新ボディーコーティング剤の「CPCプレミアムコーティングエクスGN」と「CPCプレミアムコーティングダブルGN」の施工車などを中心とした展示を行い、来場者に光沢と艶の違いを体感してもらう。

 ブースでは車両2台を展示し、その1台のボンネット片側にコーティング剤を施工。散水することで、未塗布部分との流れ(流水性)の違いを表現する。またフロントガラスには撥水ガラスコーティングの「スカット360」を同様に片側だけ塗布し、車内に設置したカメラを使い未塗布面部分との視認性の違いを見せる。

 もう1台にはボディー全体にコーティングを施工し、照明を当てながら、その輝きや艶を実際に目で見て確認できるようにする。新しいコーティングの大きな特性である滑り性についても、来場者が体感できるディスプレーを設置し、試験片の塗布面、未塗布面に化粧パフを乗せ、傾けることでその滑らかさを確かめてもらう。

 同社独自の技術革新によって開発した「滑落性」と「流水性」による防汚効果、および優れた耐久性を発揮する「アンカー効果」などを紹介する予定だ。

 他にも同社が扱う自動車ユーザー向けの製品を一堂に展示。ウイズコロナの時代に適した「C.A.W抗菌・防臭チタニア」やシートコーティングの「ファブリックコーティング」なども展示する。