使用済み車の発生台数はコロナ禍前と大きく差が開く

自動車リサイクル業界は2022年、前年に続き使用済み自動車の発生台数低迷に悩まされた。自動車リサイクル促進センター(JARC、細田衛士理事長)によると1~11月の発生量は前年同期比約13%減の255万台にとどまった。厳しかった21年をさらに下回った格好。これが使用済み車の仕入れ価格上昇につながっており、さらにリサイクル部品の出荷に必要な運送費や梱…