販社の新しい取り組みを推進する

ダイハツ工業が保有ビジネスを強化する背景には足元の収益基盤を強化し、モビリティサービスなどの新事業やカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)への投資の余力を確保する狙いがある。同社は2019~21年度に実施した国内販売改革プロジェクトで、残価設定型クレジットの利用拡大などを推進し、系列販売会社の収益基盤を固めてきた。ただ、今後は市場の縮小…