社員一人ひとりがデータを活用する姿を描く

旭化成がデジタル人材の育成を急ぐ。2024年度までに21年度比で10倍となる2500人の従業員を「デジタルプロフェッショナル人材」に育成するほか、優秀なデジタル人材をつなぎ止めるため人事制度も見直す。工藤幸四郎社長は「経営基盤と無形資産を高度化、強化できるのはDX(デジタルトランスフォーメーション)だ」とし、改革の旗を振る。同社は、24年以降を「…