アイスグリーンのハイゼットトラックと里舘さん

 日本流行色協会(三雲英一理事長)は、モビリティのカラーデザインを評価する「オートカラーアウォード2022」を東京国際交流館プラザ平成(東京都江東区)で開き、13デザイン(20台)の中からダイハツ工業の軽商用車「ハイゼットトラック」をグランプリに選んだ。

 ハイゼットトラックのテーマは「CMF(色・素材・加工)の力で〝はたらく〟をもっと楽しく、快適に!」。アイスグリーンをはじめとする車体色は、周囲とのコミュニケーションという観点と、乗る人の気持ちを高める点を中心に検討し、内装は居住性と快適性を突き詰めたという。

 同社デザイン部第二デザインクリエイト室CMFグループの里舘ひなのさんは「カラーの力で軽トラックの魅力を伝えることができてうれしい」と語った。

 特別賞は、ホンダの大型二輪車「HAWK11(ホークイレブン)」が受賞した。