フォルクスワーゲン(VW)は7日、本社工場(ドイツ・ヴォルフスブルク)での電気自動車(EV)の生産に向けて2025年初めまでに4億6千万 ユーロ (約660億円)を投資すると発表した。投資の大半を23年春に公開予定の改良型「ID.3」の生産に充てる。23年にはID.3の生産を一部開始し、24年から量産する。

 ID.3は現在、ドイツのツヴィッカウ工場とドレスデン工場で生産しており、本社工場も加わる。他の欧州生産拠点と同様、本社工場も33年末までにEVのみの生産に切り替えていく方針。