大型放射光施設SPring-8で4D観察を行った高強度アルミニウムの水素脆化挙動(報道資料より)

九州大学大学院工学研究院の戸田裕之主幹教授、王亜飛(ワン・ヤフェイ)特任助教、岩手大学の清水一行助教らの研究グループは、アルミニウムの水素による脆化(脆く壊れやすくなること)を抑えて高強度化を実現するメカニズムを発見した。現在、アルミ素材の強化に用いられている粒子の一部を熱処理の見直しなどによって別の粒子に変化させて、強化用の粒子に引き付けられる…