ホンダは11月24日、12月上旬の埼玉製作所寄居工場(埼玉県寄居町)の稼働率を当初計画に対して3割減となる約7割に落とすと発表した。ホンダの国内工場は11月に通常稼働に戻ったものの、半導体不足やコロナ禍の影響で再び生産調整する。

11月上旬に発表した2022年4~9月期の決算発表時点の計画と比べて稼働率を落とす。寄居工場の生産車種で主に影響があるのは「シビック」や「ステップワゴン」。鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)は計画通りに操業する。

ホンダの国内工場は7月から減産を続けていたが、11月は通常操業に戻していた。