エジプトで開催されていた国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)が20日(現地時間)に閉幕した。途上国が求めていた「気候被害に対する支援基金の創設」で合意したものの、具体策は先送りし、温室効果ガス(GHG)の排出削減でも目立った進展はなかった。日本が存在感を示す局面も少なく、議長国を務める来年の先進7カ国首脳会議(G7サミット)へ課…