地道な原価改善努力が改めて問われる

歴史的な円安で全社が増収となった自動車メーカー9社の2022年4~9月期決算だが、全社を足し合わせた営業利益は前年同期と比べて約3700億円減った。もともと重くのしかかっていた原材料価格の高騰を円安効果が増幅し、利益を圧迫したためだ。4~9月期における各社の売上高は、想定以上に長期化した半導体不足の影響を受けたものの、円安効果などで全社合計が38…