いすゞ自動車は9日、2023年3月期の通期業績予想を上方修正し発表した。売上高を従来予想から1千億円増の3兆1千億円に、営業利益を300億円増の2300億円に、純利益を130億円増の1400億円にそれぞれ修正した。22年4~9月期は売上高と全ての利益が上期として過去最高だった。

 通期予想は円安の進行や好調な需要を踏まえ上方修正した。想定為替レートは1㌦=120円から135円に見直した。

 22年4~9月期は原材料や物流費の高騰はあったものの、販売増や円安により、売上高、営業利益が2年連続で増加した。最終損益は前年同期に続き2年連続で黒字を確保した。