ホンダは5日、中国・上海で開催している中国国際輸入博覧会で、中国市場向け電気自動車(EV)のe:N(イーエヌ)シリーズ第2弾となる「e:N2」のコンセプトモデルを世界初公開した。

 今回公開したコンセプトモデルは「EVの楽しさを再定義する」をテーマに、既存のカテゴリーに属さない新たなスタイルを目指して開発した。

 ボディには金属感を強調する表面処理を施し、車室内はデジタルコックピットを採用して先進的なイメージを重視した。中国向けEV専用プラットフォーム「e:NアーキテクチャーF」を採用したのに加え、操縦安定性を向上するなどして新たな運転の楽しさを提供するとしている。

 ホンダは中国専用プラットフォームを採用したEVを2027年までに10モデル投入する計画で、今回のコンセプトモデルは「e:NS1/e:NP1」に次ぐ中国市場向けEV第2弾となる。