ホンダは、減産が続いていた国内2工場での生産を11月上旬から通常通りに戻すと発表した。10月の当初計画に対する稼働率は、鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)が約8割、埼玉製作所(埼玉県寄居町)が約6割だった。

 ホンダの国内工場は、半導体不足やコロナ禍などで7月から減産が続いていた。11月上旬は、通常通りの稼働に戻すものの、同社広報部は「不安定な状況は続いており、先行きは読みにくい」としている。