DeNA SOMPOモビリティ(DSM、馬場光社長、東京都渋谷区)は28日、カーシェアリングサービス「エニカ」の法人車両を貸し出す取り組みに、ステランティスジャパン(ポンタス・ヘグストロム社長、東京都港区)のフランス系3ブランドのディーラーが加わると発表した。すでに加入しているブランドと合わせ、ステランティスジャパンが取り扱う乗用車ブランドすべてが対象となった。今回のブランド追加で、系列ディーラーの車両計300台がエニカで利用できるようになる。

 新たに参画するのは「プジョー」「シトロエン」「DSオートモビル」のブランドの55店舗、58台。共同使用料はプジョー「208」で24時間当たり4千円から。

 両社は今年3月「フィアット」「アバルト」「アルファロメオ」「ジープ」のディーラー車両をエニカに登録すると発表。提供開始から約6カ月で参画したディーラーは133店舗、登録台数は253台に上った。今回のブランド追加でさらなる利用拡大を目指す。