メルセデス・ベンツ日本(MBJ、上野金太郎社長、東京都品川区)は24日、新型メルセデスAMG「SL43」を発売した。メルセデスAMGによる完全独自設計で、新たに開発した専用プラットフォームを採用。エンジンには、F1(フォーミュラ・ワン)の技術を取り入れた「エレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャー」を量産車として初採用した。排気量2.0リットルの直列4気筒ターボエンジンながら、最高出力381馬力、最大トルク480ニュートンメートルを発生する。電圧48ボルトのマイルドハイブリッド技術も搭載し、環境性能も高めている。

 SLモデルとしては、33年ぶりにリアシートを復活させた2+2シートレイアウトとなっている。静粛性を高めたソフトトップの採用で、車体の軽量化を実現した。

 価格は1648万円(消費税込み)。